糖尿病になってしまったら
糖尿病と診断されてしまったら残念ながら完治することはありません。
一生涯、糖尿病とつきあっていく必要があります。
但し、糖尿病と診断されても適切な治療を行うことで一般の方と変わりない生活をおくることができます。
一般的には次のことに気をつけて生活するように指導されます。
●血糖値のコントロール
●適切な食事・運動
●血圧のコントロール
この中で血糖値のコントロールは検査器具を持っていなければなかなか難しいことですし、糖尿病の初期症状では特にそこまではする必要がないと思います。
病院での月1回程度の定期的な検診だけで十分だと考えます。
この中で重要なのは「適切な食事・運動」です。
これらの項目の中で唯一自分で出来、尚且つ糖尿病の治療に有効な項目です。
まずは、自分の現在の食事がどのようなものなのか把握してみてください。
食事の量、間食はしていないか、アルコールの量、3食きちんととっているか……。
紙に書き出してみるのも良いかもしれませんね。
自分が1日にとっている食事がどのようなものなのかを理解することで改善する部分も見えてくるとおもいます。
あとは何故、食事療法が糖尿病に必要なのか理解することも大切です。
摂取カロリーを抑える為、体重を減らす為、理由は色々あると思いますが本質はインスリンの生産工場である膵臓に負担をかけないためです。
朝食や昼食を抜いたり、あるいはまとめ食いをしたりすると、一度にたくさんのインスリンが必要になるため膵臓に負担がかかります。
この状態を避けるためにはどうすれば良いかというのはどなたでも理解できると思います。
食事療法については結構、難しい部分もありますので別ページで詳しく解説してみます。
次に運動についてですが何故に糖尿病治療には運動が必要かということについて説明してみます。
運動を行う為にはエネルギーが必要です。
エネルギー=ブドウ糖なのですが筋肉を働かせる為には血液中にあるブドウ糖が必要になります。
その為、運動することにより血液中のブドウ糖が筋肉の細胞に取り込まれます。
その結果、必然的に血糖値が下がるというわけです。
この運動についても四六時中身体を動かせと言うわけではなく、食後1時間後からをめどに行うのが良いとされています。
これは血糖値が食後1時間〜2時間後にピークをむかえる為で、ピーク時の血糖値を下げることにより血管や膵臓への負担を軽減する効果があります。
この運動も初期の糖尿病には良いとされていますが血糖250mg/dl以上の方や高血圧の方の場合は逆効果になる場合もあります。
糖尿病には運動が良いのは間違いありませんが、必ず主治医との相談始めることをお勧めします。

